人生は余暇

楽しむことに一生懸命になりすぎる必要はありません。

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学ぶことが楽に感じられる考え方

タイピングは、毎日やっているとうまくなる。それは、タイピングに必要な手の筋肉が発達し、脳の回路がつながって、あまり考えなくてもスラスラ打てるようになるから。

毎日走っていると足腰の筋肉が付くから、続けるにつれて疲労しなくなる。

なんでも同じ。海外の生活に慣れるのは、知覚する景色や匂い、現地の人々との交流に使う脳のパーツと身体の筋肉が発達するから。

つまり、繰り返しやることで、『慣れる』のだが、それこそが、学ぶこと・習得することそのものなのだと思う。嫌なことでも慣れてしまえばいいのだ。

歩きにくい道でも、毎日歩いていれば慣れてくる。そこを歩けるようになれば、段々歩くのが楽しくなってくるかもしれない。

辛いのは、慣れるまでの最初の期間だけ。そして、誰でも慣れることはできる。

「この技術や知性は、一部の人に与えられた特権」とか考えずに、「慣れるためにやっている」と考えられれば、勉強や技術の習得に、気を重くすることもなくなるのではないだろうか。

計算が早い人は、才能でもなんでもなく、小さい頃に公文に通っていたから。

英語が流暢に話せる人は、他の人よりも英語を話す機会が多かったから。

歌が下手だと思っている人だって、声帯を鍛えていれば、今近くにいる歌うまの友人よりはうまくなれる。

全ては『慣れ』。

「毎日継続するのが苦手」という人は、そう思い込んでいるだけ。

歯磨きとかシャワーとかは毎日欠かさないんだから、他のことだって毎日できるはず。