人生は余暇

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転職市場の違和感

転職サイトに登録していると、たくさんのエージェントや企業の採用担当からメッセージをもらう。「話だけでも聞いてみるか」と、軽い気持ちで面談をすると、あれよあれよという間に面接が進んでいく。

 

きょうもそんな感じで進んだ面接があった。2次面接で、相手は事業部長だった。

 

特に興味もない会社だが、面接のいい練習になると思い、とりあえず受けてみた。そうはいっても、失礼のないよう相手の会社のことはちゃんと調べたし、そこそこ準備して挑んだ。縁があったら転職する可能性もなくはないなと思っていた。

 

だが、手応えがまるでなかった。全くうまく受け答えできず、面接にもたぶん落ちた。なんだか少し自信を失った。

 

面接の後、受け答えを振り返り、次また機会があったらどうやろうか考えた。が、ふとあることに気がついた。本当に入りたい企業ではないから、準備も中途半端になったし、うまく受け答えできなかったのだ。

 

応募の理由とか、競合他社ではダメな理由とか、正直言ってない。その会社の採用担当から連絡を受けて、勧めされたから応募しただけだ。言わば、そそのかされたに近い。

 

好きでもない相手に、「3回デートしてから付き合うかどうか考えてあげる」と言われ、2回目のデートで振られたみたいなことだ。なんだかやり場のないモヤモヤ感だけが残った。

 

こっちに付き合う気もないのに、デートにだけ行ったのが悪かったのだ。本当に好きになりそうな可能性のある人とだけ、デートするようにしよう。