人生は余暇

楽しむことに一生懸命になりすぎる必要はありません。

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失敗させてあげられるキャパシティ

「こうやったらうまくいくよ」というのは自分の経験則に過ぎず、どの場合にも当てはまるとは限らない。

上司が部下に、年長者が後輩に、親が子に、頼んでもないのに、ああしろ、こうしろ、と言うのは絶対に間違っている。失敗させてあげるキャパシティがない人がやりがちな大罪だ。

「どうしたらいいですか?」と聞かれて初めて答えるのが正しい在り方。それも、「こうすべきだ」ではなく、「俺はこうしたらうまくいったよ」というより他に答えようがないのだ。

人の意見ややり方を頭ごなしに否定したり、最初から指針を与えたりせず、とりあえずやらせて考えさせるのが教育の正しい在り方だと思う。