人間は知っていることしか理解できない
東浩紀さんが、「人間は、知っていることしか理解出来ない」というようなことを言っていたのが、すごく納得できた。
じゃあ勉強は意味がないのか?本から得る知識は、新しい知識ではないのか?
俺の考えでは、「新しい知識」は、本当の意味では存在せず、自分は本当は分かっているものを、整理する手段、または、納得するための手段が「知識」なんだと思う。
物理学とか数学も、知っていることの解明に近いのかもしれない。
例えば、重力という概念は、丸い地球でみんなが地面に立てているという事実があるから、納得できる。
本を読んでも、人から話を聞いても、知らないことは理解出来ない。じゃあ、知らないことを学ぶには、どうしたらいいのか?
知るためには、考えなくてはいけない。考えて、自分が思っていることをまずは自分で理解しなくてはいけない。でも、考える機会は黙っていても訪れない。だから、経験しなくてはいけない。
行動し、経験することが、考えることにつながり、考えることが知識につながる。
だから、勇気を出して行動し、考え続けなくてはいけないのだ。