連帯責任という概念のせいで個人が責められる
日本には、「連帯責任」を問われるシチュエーションが多い。
会社でミスした人間がいれば、社全体の恥として扱われるし、記事も〇〇編集部として書くことによって責任の所在をあやふやにしている。そんな文化でありながら、日本では組織内でチームメンバー同士が互いを敵視しているように感じられる。
「お前のせいで俺が謝らなきゃいけない」といったシチュエーションが生まれるからだろう。
欧米では個人が責任を持つ分、チームメートの失敗が自分への評価を落とすことはない。だからミスした同僚を素直に励ます気持ちになれるし、チームワークも良くなる。